News新着情報

Newsマーク 足底筋膜炎(足底腱膜炎)のこと ③足底筋膜炎が起きるプロセス

2018.09.04

こんにちは

「横浜の端っこでヨガとランニングを学べるスタジオ」
Sukhai YOGA(スカイヨガ)です。

私がランニングを始めて10年とちょっと。

ヨガで学んだ身体の仕組みを取り入れながら
痛みから開放され、疲れにくいフォーム習得を目指していただくべく
ランニングトレーナーとしても活動しています。

 

今までのランニング人生で一番耳にしているランナーの天敵
足底筋膜炎(足底腱膜炎)について語ってみよう、という連載。

 

 

 

連載と言いながら、ちょっとこのネタの投稿が久しぶりになりました。

こちらで伝える前に、と再確認の気持ちを込めて
「ヨガ解剖学」師匠の足裏のワークショップに行ってまいりました(8/31)。

足の骨模型(スタジオに欲しいんですよね)と向き合いつつ
よし!と指差し確認できたので、再び綴っていきます。

↑ 骨模型に自分の足をあわせてみましたよ ↑

 

さて今回は「足底筋膜炎の起こるプロセス」について。

 

そもそも足底筋膜炎とはどんな状態でしょう?

足の指の付け根からかかとまで、足の裏に膜のように張っている腱組織・足底筋膜(足底腱膜とも。以降、足底筋膜に表記統一する)に炎症が起き、小さな断裂を起こして痛みをもたらす病気。多くはかかとの骨の前あたりに痛みが起こる。主に40~50歳代以上で発症するが、若い世代でもスポーツ選手などに多い

<Wikipediaより抜粋>

 

足裏のアーチは歩行時の衝撃を吸収してくれる役割を持っています。
(ジャンプして踵だけで着地すると脳がグワンと揺れます。)

そしてその足裏のアーチは筋膜(=腱)という硬い組織でできています。

筋肉は繊維状の組織が束になったもので、それを包み込んでいるネットが「筋膜」。

で、そのネットの頭とお尻を「腱」と呼びます。

筋肉は「腱」の部分で骨と骨をまたぐように付着し、
「関節を動かす」という仕事をしています。

「筋膜」と「腱」は同じ素材。

だから「足底筋膜炎(足底腱膜炎)」と呼び方が変わっても同じものです。
(なのでここから呼び方を「筋膜」で統一します。)

 

筋膜は硬い素材で出来ていますので、簡単には伸びません。

伸びるどころか反発して縮もうとする力が強い。

前回も足裏の筋肉の図を載せて説明しましたが、
足裏の筋肉はより多くの反発力をもらえるように筋膜の部分が多い。

だから強く反発した力は
多くの筋膜が付着する土踏まずのカカト寄りに集まりやすいのです。

 

足底筋膜炎に悩む方の多くは

「母趾球(親指の付け根)での着地を意識」しています。

 

ちょっとご自身の足裏で実験してみてください。

①母趾球を突き出すように足の親指を強く反らせます。

②その足の状態で土踏まずを触ってみます。

筋張った線が浮き出ていたかと思います。

それだけ強い力をあえて足裏に与えている、ということになります。

 

母趾球の役目は『地面を蹴ること』

「意識する=緊張する」ですから、どうしても力が入りますよね。

力んだ状態で母趾球を働かせると足底筋膜の負荷が大きくなります。

1回のフルマラソンは50,000歩ほど。

短距離走のように地面を50,000回連続で蹴り続けたら…
その使い方を習慣にして日常生活も過ごしたら…

 

 

私たちの身体は崖っぷちギリギリまで我慢します。

我慢できる限界点を超えたら
崖っぷちでもあっさり手を放す・・・それがケガ。

伸びることで負担を受け止められない筋膜が
何度も強い力で引っ張られた筋膜との付着部(特に踵)が
我慢の限界点を超えると、炎症を起こすのです。

それが「足底筋膜炎」。

長ーい迷路の扉をノックしてしまうことに。

 

一度傷めてしまうと長くかかるよ、と脅されたり
何度治った気がしてもまた痛くて、二度と走れないんでは…と思う夜があったり

もう十分苦しまれているかと思うんです。

 

痛みやツラさはその原因がわかるだけでも少し和らぎます。

そのつらさを早く手放せるように
この先も全力で書きますのでもう少しお付き合いくださいね。

 

今回は

1.足裏のアーチは衝撃を吸収するはたらきをしている。
2.筋膜=腱。伸び縮みしづらい素材で反発力が強い。
3.母趾球は地面を蹴るのが仕事。
4.母趾球での着地を意識すると足底筋膜への負担が増大する。
5.足底筋膜が多く付着する踵周辺は炎症が起きやすい。

こんなことをお話しました。

 

ここまでは痛みを抱えた方なら既に調べてご存知かもしれません。

 

仕組みがわかったところで、次はもう一歩踏み込んで

じゃあ何で再発するのさ!?という真髄に迫っていきたいと思います。

ご質問・ご意見ありましたらお問い合わせフォームまでお寄せください。

では今日はこのへんで。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。